2013年12月11日水曜日

手袋3

いよいよ革で本番です。
前回は練習でしたが、本物の革を裁断して作ります。

裁断のための型をillustratorで修正します。
穴の位置、間隔を合わせることが重要です。
あと、試作品できつかった部分を余裕を持たせるように修正します。

1.0mmの革を使いました。

レーザーパラメータは強度100%、速度18%です





裁断終了
革は初めて切りましたが
辺り一帯に焦げくさい匂いが漂っていました。


縫い合わせ終了

 練習していたおかげで縫い合わせは少し速くなりました。

手袋完成

左手用が出来ました。
きついですが入らないこともないです。
一先ず使ってみてから、改良して右手用を作ろうかと思います。

ということで手袋4に続きます



2013年12月9日月曜日

手袋2

前回に引き続き手袋の話です。
前回はillustratorで型紙を編集していました。


目標は革手袋ですが、まだ試作品段階で、ガムテープで作っています。
なぜガムテープかと言うと、手元にあって質感が一番革に近い感じだったからです。
革は高いので、あまり失敗したくないということです。

ということで、ガムテープを貼り合わせてレーザーで裁断しました。


布ガムテープは結構強いです。
プリセットのなかにはガムテープはありません。
まあ、ガムテープを切ろうという発想自体が普通じゃないのかもしれませんが。

最初、紙のプリセット値でレーザー当てていましたが、3度照射しても切れないところがありました。

レーザー強度を上げても、一瞬炎が出てましたが、燃えずに切れていました。
強度100% 速度20%です。



前回裁断したピースを縫い合わせます。

当然ですが、縫い合わせるためには針と糸が必要です。
針は「革用クラフト針」を使います。
糸は麻糸を使います。
東急ハンズとかに売ってます。
あと糸は毛羽立たないように蝋をひきます。


縫い方は下のサイトを参考にしました。

手作り作家-GEORGE-

針は二本使っています。
革加工初心者は手袋作ろうなんて挑戦してはいけません。
ガムテープでさえ難しいです。
革だともう少し固いのでもっと難しいと思います。


で、なんとか完成。

案外見た目はよさそうな感じです。
穴の数が合わなかったり、きついところがあったりしたので、型を編集しなおしました。
なるほど試作品は作ってみるべきです。
反省として、糸の結び目を作る位置も考えるべきです。
指先に結び目を作ると目立ちます。

この手袋、よさそうには見えますが、あまり暖かくありません。むしろ寒いです。


教訓

  • ガムテープはつめたい
  • 女性用の手の形と男性の形はちょっと違う(かも)
  • 穴の数と間隔は揃えること
  • 糸の結び目は目立たないところで
  • 糸に蝋を塗り忘れると毛羽立つ
  • 手袋は難しい



2013年12月6日金曜日

手袋1

手袋作ります。

以前から皮手袋がほしい、自作したいと考えていましたが、どうやればいいのやら...
と思っていたら、型紙を公開しているサイトを発見

でぃあこす
http://dr-cos.com/fp-gloves.html
コスプレ衣装自作のためのサイトらしいです。
なるほど。

るんるんソーイング
http://sew-ing.com/gloves.html


手芸裁縫の世界は奥が深いです。
女性向けが多いので

生地の伸縮や形状によって型紙が違うらしいです。
革用のためには伸縮用は使えなさそうです。


革はレーザー加工機で裁断する予定です。

上のサイトの型紙を参考にillustratorで、なんとかパスにして、ベクターの型紙を作ってみました。
普通、糸を通す穴は型紙にはありません。
布の場合は針でそのまま生地に糸を通しますし、皮革の場合は専用の穴あけ器であけます。

レーザーの場合は細かい作業も自動的にできますので、穴も作ってしまいます。
但し、編集段階で穴の間隔を一定にすることが重要です。
少々手間はかかりますが、illustratorのコピペと整列機能で何とかなります。


で、レーザー裁断。
いや、その前に、自分は裁縫初心者に等しいので、試しが必要です。
型紙もうまくできているのやらと思ったので、そこら辺にある別の素材で試作しました。

ガムテープです。
ガムテープの接着面を合わせて厚手の布のようにしました。
デニム生地のようなごわごわした感じで、革にも似た感じです。


手に当ててみたら、思っていたより小さいので、
illustratorで拡大して再裁断。
穴の位置と数が違っていたので編集。
都合3つほど作りました。



今日の教訓

  • 革は高いので、試しが必要
  • ガムテープは冷たいので防寒には不向き(普通しないと思いますが)
  • 型紙は大事
  • 先人の知恵に学ぶべし(裁縫)


つづく....







2013年12月5日木曜日

レーザー加工実験シリーズ



このブログ結構記事もたまってきました。

もともと自分のための備忘録も兼ねていたのですが、必要な情報がどこに行ったのか探すのに時間がかかる場合もあるため、まとめておくことにしました。

これまでのレーザ加工に関する実験をリンクとしてまとめてみました。

木材
実験1 パオロッサ、ウォルナッツ(胡桃)、エボニー(黒檀)
 重い木を中心に加工の比較
実験2 バルサ
 軽い木
実験3 アガチス
 中間の木

石材
実験1 パリン石
 レーザ強度変化による照射部分の比較



もし他に試してほしいことがあれば、言ってください。考慮します。
但し、趣味でやっているので、材料費はフトコロ具合によります。
厚い紫檀材を切って欲しいと言われても、切る気になれません...。
というか買えないか。


2013年12月4日水曜日

実験 石材1

実験シリーズです。

今回は石材のレーザー加工に関する実験です。
印鑑として使用する石材を加工します。

石材はハンズに売っているパリン石を買ってきました。
実験なので、安い石にしました。一応材料費は自分のフトコロから出しています。

これは印鑑などを作るときに使う石です。
サイズは1.3mm×1.3mm×45mmです。


石材もレーザー加工できるらしいのですが、どの程度のことが出来るかが情報が少なくてよくわかりませんでした。
で、ためしにやって見たら石が溶けて破片が飛んでいました。
あわててレーザーを途中で止めましたが、表面はボロボロでした。かなり焦りました。
何事にも試しは重要です。

今回実験をしたのは、まずはレーザーの強度の違いの効果を見てみたいと思ったためです。
速度は1.6%と固定しました。木材実験で木材(黒檀など)を切った時と同じです。
強度を5, 10, 15, 20, 25, 30, 40, 50, 60, 70, 80, 90, 100%
と変えていきました。
強度5%ぐらい






 火花もだんだん大きくなっていきます。

照射面を横から見た図

強度を上げると周りが黒くなっていき、残った線も太くなってゆきます。
30%あたりから線の周りに黒い焦げ跡が出ています。
90%あたりになると後から見ると照射部分が少し光っています。
石英などの物質が溶けて固まっているのかもしれません。


まだ行けそうだったので、ついでに強度100%のまま速度を落としていきました。
1.5,1.4, 1.3, 1.2, 1.1, 1.0, 0.9, 0.8, 0.7
と0.1%刻みで変化させています。
速度1.5% このあたりから火花(スパーク)



強度100%速度0.7%
今回最もレーザー強


左面が強度変更、右面が強度100%速度1.5~0.7%

この図の左面より右面の方が単位面積当たりのレーザーのエネルギーが強いです。
手前から奥にかけて、強くなっています。
レーザー照射された部分は削れて行くというより、溶けて盛り上がってきています。

少なくとも今回試した石材に関して言うならば、レーザーだけで版画や印のようなものを作るのは難しそうです。


最後のあたりは黒く変色

ここまでやっておいてなんですが、あまり強度を上げると、溶ける部分が多くなって繊細な線の加工ができません。
始めにためしてみた強度10~30%速度1.6%あたりがちょうどいいのではないかと思います。

しかし、試しにラスタモードで彫刻してみたところ、何度もレーザーを当てていると、削れる部分が増えて、残しておきたい線が細くなっていきます。
石の彫刻に関してはちょうどいいパラメータを探す必要があるようです。
今後の課題です。





2013年12月3日火曜日

3Dプリンタのために有用なサイト

3Dプリンタのデータを共有しているもしくは販売しているサイトについてまとめてみました。

thingiverse http://www.thingiverse.com/
海外のサイトで英語ですが、フリーでSTLファイルがダウンロードできます。
検索するとたいてい出てきます。
結構使えます。

techshare https://tecshar.com/
日本語サイトで、thingiverseほど多くは無いですが、いろいろあります。
3Dデータだけではなくそのほかのデータもあります。


3D-CADDATA.com http://www.3d-caddata.com/
使ってはいないですが、
アカウントの登録が必要なようです。


スミソニアン博物館
registerする必要がありますが。展示物をSTLでダウンロードできます。
http://3d.si.edu/



最近は3DCADも無料で使えるものがいくつかあります。
僕はAutodesk 123D Designというソフトを使っています。
http://www.123dapp.com/

Design Spark Mechanical
http://www.designspark.com/jpn/page/mechanical

Direct modeling express
http://ja.ptc.com/products/creo-elements-direct/modeling-express/

日経デザイン2013年11号にそれぞれの特徴が載っています。
興味があればそちらも見てみてください。




2013年12月2日月曜日

レーザー加工機とアクリル曲げ器でアクリルのブックスタンド作ります。

材料は2mm厚アクリルです。
まずは完成品から。
アクリルブックスタンド


切りました。


本の下にくる部分を曲げます。

アクリルが柔らかくなる瞬間があるので、その時に一気に逆側も曲げます。そのままだと熱のせいで柔らかいままなので、立てて角度のバランスを整えて、冷やします。
で、冒頭の完成図になります。




こんな感じで使っています。
クリスマスらしく雪の結晶の切り抜きをしていますが、透明なので目立ちません。
今回は2mm厚アクリルを使いましたが、重い本を立て掛けるとしなります。