2013年12月9日月曜日

手袋2

前回に引き続き手袋の話です。
前回はillustratorで型紙を編集していました。


目標は革手袋ですが、まだ試作品段階で、ガムテープで作っています。
なぜガムテープかと言うと、手元にあって質感が一番革に近い感じだったからです。
革は高いので、あまり失敗したくないということです。

ということで、ガムテープを貼り合わせてレーザーで裁断しました。


布ガムテープは結構強いです。
プリセットのなかにはガムテープはありません。
まあ、ガムテープを切ろうという発想自体が普通じゃないのかもしれませんが。

最初、紙のプリセット値でレーザー当てていましたが、3度照射しても切れないところがありました。

レーザー強度を上げても、一瞬炎が出てましたが、燃えずに切れていました。
強度100% 速度20%です。



前回裁断したピースを縫い合わせます。

当然ですが、縫い合わせるためには針と糸が必要です。
針は「革用クラフト針」を使います。
糸は麻糸を使います。
東急ハンズとかに売ってます。
あと糸は毛羽立たないように蝋をひきます。


縫い方は下のサイトを参考にしました。

手作り作家-GEORGE-

針は二本使っています。
革加工初心者は手袋作ろうなんて挑戦してはいけません。
ガムテープでさえ難しいです。
革だともう少し固いのでもっと難しいと思います。


で、なんとか完成。

案外見た目はよさそうな感じです。
穴の数が合わなかったり、きついところがあったりしたので、型を編集しなおしました。
なるほど試作品は作ってみるべきです。
反省として、糸の結び目を作る位置も考えるべきです。
指先に結び目を作ると目立ちます。

この手袋、よさそうには見えますが、あまり暖かくありません。むしろ寒いです。


教訓

  • ガムテープはつめたい
  • 女性用の手の形と男性の形はちょっと違う(かも)
  • 穴の数と間隔は揃えること
  • 糸の結び目は目立たないところで
  • 糸に蝋を塗り忘れると毛羽立つ
  • 手袋は難しい



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