2013年10月21日月曜日

レーザーカットデータの作り方とカットの実行


レーザー加工機を使用する際のデータの作り方です。と言っても何のことはなく、ベクター編集ソフトで作っています。

Corel Drawも使えます。試用版を使ってみましたが、使いやすいと思います。
僕はinkscapeとAdobe Illustrator CS5を使っています。主にinkscapeで編集してIllustratorで出力してます。
普通にプリンタ出力するのと同様の感覚で出力してから、細かい位置合わせできます。

あちこちのPCにIllustratorが入っているわけではないので、別なマシンで作る場合は、元画像をinkscapeで作成することが多いです。そのうえでPDF化してillustratorで読み込んで出力してます。
illustratorを通している理由は、線幅がある一定以下でないとベクター線として認識されないためで、illustratorならば細い線幅の設定に対応しているためです。
inkscapeでできるなら、慣れているのでそっちでやるんですが、今のところinkscapeではできません。
なので、inkscapeで大体の絵を描いてから、pdfで出力してillustratorで読込み、ベクターとして認識してほしい線の幅を0.001ptに変更しています。
カッティングには、ベクターとラスターというモードがあり、それぞれ強度やスピードを調整できます。ベクターの中でも色分けして、例えば赤色線なら強度を上げてカットし、青色線なら強度を中くらいにして少し深い彫刻というように調整します。

キーホルダー用に使用した10角形模様(自作) pdf

最初は数値を打ち込んで36度回転して、位置は..mmにして、…とかやってましたが、面倒なので補助線を入れて大体で作りました。


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