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2014年3月11日火曜日

スタンプ 編集

スタンプ作ってみました。


まず、印鑑アプリなどを利用してバーチャル印影を作成します。
ここは自分でフォントを選んで配置してもOKです。
ここでは、illustratorを使ってPNG画像からライブトレース→拡張と選んでベクター化しました。

彫刻されるのは黒色部分なので、図を白黒反転させます。
裏に黒い四角を置きま
した。これでデータの作成できました。
しかし、プリントする際には左右反転させる必要があります。
illustratorの場合、プリントダイアログの設定でできます。

図のように出力の膜面設定を「下(正像)」とします。
おそらくデフォルトでは「上(正像)」となっていると思います。

実際の加工は次回に報告します。









2014年2月24日月曜日

レーザー加工データの作成方法2

レーザー加工のためのデータ作成について、第2弾です。


今回はOpenOfficeを取り上げます。
ご存知の通り有料のMSWordやMSExcelの替わりに使われるフリーのオフィスソフトパッケージです。
今はversion 4が出ているようです。
昔はsun microsystemsがstarsuiteとかいう名前で売っていたものですが、オープンソフトになり分岐したりと変遷してきました。

その中にdrawというソフトがあります。
これを試しました。
結果からいうと、案外使えます。


線の設定

light redか赤3が有効



ただ、線の色の設定に癖があります。
RGBではなく、色に名前がついています。
日本語版なら赤3とか。
「赤3」がRGBでいう255,0,0で、レーザーカッターシステムでベクターとして認識されます。
しかし、バージョン/言語によってはlight redとして登録されていたりして、統一性がなさすぎです。
ともかく、経験的にそれらしい色を選択すれば何とかなると思います。

線幅は0.00と表示されています。おそらく0.01以下で設定するとこのように表示されるのだと思います。
レーザーカッターのシステム上で赤色(ベクター)として認識

illustratorやinkscapeで使い慣れてしまったので、使いにくい印象しかありませんが、
テンプレートみたいな図形が選べて、
難しいことをしなければ、初心者には使いやすいかもしれません。

学生らは、よくこれを使っています。




2014年2月18日火曜日

レーザー加工データの作成方法

これまで、レーザー加工機で加工する際のデータはillustratorで作ってきました。
が、adobeの製品で高額なので学生などは簡単に使えません。
よってフリーソフトで代用できないかと考えていました。

各ソフトウェアについて試してみましたので、それぞれのレーザ加工機を使う上での使い勝手の考察をします。
ということで、はじめは前述のinkscapeについてです。

いわゆるフリーのドローソフトです。
標準でsvg出力しますし、pdfやeps出力ができるので、便利です。
細かいキーや機能に違いはありますが、illustratorと似たような操作感があります。
ベジェ曲線が使えるので、凝ればかなりのものが作れると思います。


塗りや線の色もRGB,HSVなどで指定できるのでレーザーの場合は
赤線に指定する場合、RGBで255,0,0として数値で指定しています。


特にレーザーアプリケーション側でベクターとして認識されるには
線幅を0.001ptに設定しなければいけないので、
その部分の設定なかなかうまくいきませんでした。
線幅の設定はできるのですが、少なくともレーザー加工機でベクター線としては認識できないようです。

inkscapeはフリーで気軽に使えるところがいいところなのですが、
残念ながらこれでは最終的な出力ができません。
なので、大抵は自宅でinkscapeで作成してpdf出力後、illustratorで出力して加工するという使い方をしています。



2014年2月10日月曜日

木象嵌

象嵌というのをご存知でしょうか?

とりあえず象とは関係ありません。
簡単にいうと、異なる素材の物を加工してた上で、貼り合わせ飾りなどの物を作る事です。
といっても意味が分かりにくいかと思うので、まずは今日の作品をどうぞ。


つまり、ここでは赤い木と白い木を別々に切って組み合わせて作ってみました。
赤い木はパドックという木です。狂いの少ない木です。


強度100%速度2.5%で加工しました。
貫通しやすいです。
一度加工しただけであっさり切れて部品が落ちていました。
さほど燃えもしませんでした。
パドックは実験では取り扱ったことないですが、レーザー加工しやすいかもしれません。
パドック

もう一つの白い木はサクラです。
こちらも強度100%速度2.5%としましたが、さくらは少し炎が出ていました。
加工後は黒くなっています。一度の加工で貫通していましたが、炎が出やすいので、速度3.0%ぐらいか、もう少し弱めにするほうがよいと思われます。


加工したら部品を組み合わせます。

実はパドックの方は、サクラの切落とし領域より少し大きめに作ってあります。
illustratorでパスのオフセットを0.1mmとしています。
レーザー加工すると設計よりわずかに小さめに出来上がるので、その分を考慮に入れています。
経験から木の場合は0.1mmオフセットすることでちょうどよくなるように思います。


さらに2mmアクリルも切って組み合わせます。

接着剤は使っていませんが、ちょうどよくはまります。
アクリルの場合は木より削れる量が多いようで、もう少し大きめに作る必要があるかもしれません。

象嵌というのは歴史が古く、木同士だけではなく、金銀や石などを埋め込んだりすることもあります。アラブなどで見られます。日本でも木象嵌の芸術家がいます。かなりの高度な木材加工技術で、簡単にはまねできませんが、レーザーだと簡単にできます。



2014年1月16日木曜日

シリーズもののまとめ

シリーズものになっている記事をまとめてみました。

レーザー加工

実験シリーズ

1.木材実験
  • 実験1 パオロッサ、ウォルナッツ(胡桃)、エボニー(黒檀)
  • 実験2 バルサ
  • 実験3 アガチス
2.石材実験

歯車製作
革手袋製作

ロボット展見学

2013年12月25日水曜日

模様の作り方

illustratorの解説について詳しいサイトはたくさんありますが、
レーザーカッティングにとって重要かどうかという接点でまとめたものが少ないです。
なので、編集に関する特集です。

キーホルダーになるような「模様」を作ってみます。
まず、カラーモードがRGBになっていることを確認してください。→ 設定方法

中でもオブジェクトとして「スター」が結構使えます。
以前、歯車の回(Gear1)でも説明しましたが、スターモードにして、画面をクリックすると下のようなダイアログが出てきます。


生成されるオブジェクトは「点の数」で設定されるスターです。
正三角形の内径は外径の1/2なので、内径より少し内側に設定して下のような図形を作ります。

それで、この基本図形をコピーして回転させます。
位置合わせは、オブジェクトをドラッグして合わせると自動的にほかのオブジェクト位置とあっているかどうかというガイドが表示されるので、そんなに難しくは無いと思います。
あとはコピー&ペーストして位置合わせして、変形から回転を選択します。下の図は30度づつずらして、合計12個作ります

ここで、全体を選択して、塗りを透明にします。

赤にしていますが、ここでは線の色は今は何でもいいです。今度は線を太くして模様っぽくします。
やり方はいろいろあるとおもいますが、ここでは線分をオブジェクト化して作ることにします。
まずは線を太くして、角形状を丸めます。



全選択して、複合パスに変換します。
その後、メニュー>パス>パスのアウトラインを選択すると、オブジェクトに変換されます。
これで、太線が輪郭のあるオブジェクトになりました。
アウトライン化してから、パスファインダで合体を選択しても同じようになります。


今度は塗り部分を透明にして、線を赤(R255,G000,B000)にします。
赤くしているのは、レーザーカッティングのためです。

白矢印のダイレクト選択ツールと
ペンツールで微修正し整形します。
この後、レーザーカッティングの設定のため線を0.001ptにします。
薄くて見えにくいですが、編集はこれで終了です。
あとはレーザー加工機で切るだけです。
加工は次の回を見てください。

...つづく
























2013年12月16日月曜日

手袋4

前回までで、革手袋を左手用作りました。
今日は右手用を作ります。
東急ハンズで1000円程度の革を購入しました。
革の裏地が気持ちよかったので、つい違う色の革を買ってしまいました。


前回作った左手袋を何日間か着用して試してみましたが、得に指の間にあたる小さいパーツが壊れやすいです。
もともと動きが激しく引っ張られ易い部分のような気がします。
糸を通す穴も大きすぎました。

あと、手を握るときがきついです。
親指の位置が問題なのかも知れません。
側面側ではなく、もう少し手のひら側にあるべきなのかもしれないです。

いろいろ反省点が見つかったので、編集し直しました。
きっと手袋を作ったことがある人にとっては、当然のことを何を今さらと思っているかもしれませんが、こちらは素人なのでご容赦ください。

注意した点は
親指付け根位置を出来るだけ握りやすいよう、掌側へ移動
穴の大きさを1.5mm径とし、間隔を少し狭くしました。
アイヌの模様を入れてみました。本当は、特に模様がほしいわけでは無いんですが、実験です。

指の太さを余裕持たせました。
レーザで裁断します。


手のひら部分

2回目レーザー照射後
今回2回レーザーを照射してみましたが、少し燃えていました。
木材の時も書きましたが、細かい加工の場合は1回目の照射で炭化した部分が2回目で炎上しやすいようです。1回目より2回目の方が炎上していました。写真の黒ずんでいる部分は燃えた跡です。
模様部分は細かいので炭化しています。

親指と側面部分

手のひら部分より小さい部分に関しては、レーザーを強くしてみました。
強度100%速度13%です。革の暑さは1.6mmです。
見ての通り、熱によって表面が縮んでいました。
2回に分けて裁断しようとすると1回目の縮みでずれが生じます。
なので、革の種類にもよるのかもしれませんが、レーザー裁断は強く一回で済ませてしまうのがよいと思います。
ただし、側面部分の裁断ではところどころ黒ずんでいるように炎がでています。
左の親指部分は少し弱めの強度100%速度14%で照射しました。
親指部分はうまく切れていました。

部品切り出し完了


レーザーによる革加工も簡単ではなく、工夫が必要なようです。

今回はこれで休憩します。
今週は、学会準備で忙しくなったので、縫い合わせはまた今度レポートします。




今日の教訓

  • 革の裁断は強すぎると炎が出、弱すぎると裁断が浅い
  • 2回の裁断は収縮のためずれが生じるため、1回で裁断を推奨
  • 材質によって最適なパラメータを探す必要あり



2013年11月20日水曜日

Gear 1

いつも見てくださってありがとうございます。

今日は歯車の作り方についてお話します。
レーザー加工機で切り出すことを目的としてillustratorで作ります。

簡単に言うと
円を描画し、円のパスをジグザグにします。
これでわかる人はあと読まなくていいと思います。

まずillustratorの設定をしてカラーモードをRGBに変更してください。

1.円を描画
左端のメニューから楕円を選択します。
illustratorの場合、SHIFTキーを押しながら描画すると縦横が等しい円になります。

歯車のサイズを考えておく必要があります。
内径と歯の大きさと形です。ここでの円のサイズは内径ではありません。
 円のサイズ - 歯の深さ = 内径
となります。
円の大きさを修正したあとで、今度はパスの変形からジグザグを選びます。



 ここでは歯の深さを2mmとし、大きさの部分を2mmに設定します。
下の折り返しはギア数に対応します。

そのあともう一つのギアを作るためコピペして拡大します。
しかし、単純に拡大してもギアが合いません。
 ここで、効果の再設定をする必要があります。
右のバーにある「アピアランス」というアイコンをクリックして、ジグザグ効果を再度設定することが出来ます。折り返しは円周に対応します。ここでは、2倍に拡大しているので、折り返しの数を2倍に設定します。

 この場合の高さと幅は元の円が規準なので、歯車の大きさとは違うようです。
わかっているとは思いますが、歯車を組み合わせたときの中心位置の距離は
(内径1 + 内径2)÷2 + 歯の深さ = 中心距離
となります。
illustrator上の幅のサイズとしては
( 幅1 + 幅2 )÷2 = 中心距離
となるはずです。幅というのはillustratorで設定できるパラメータで右上に出てきます。英語版ならwidth/heightです。
(間違っていたらだれか教えてください。)
これでギア比1対2の歯車ができます。
レーザーで加工するために、赤の極細線にします。






ファイル作成した後は、どこのご家庭にでもある普通のレーザー加工機でそのままチョチョイとレーザーカットです。

昔、大学に入った頃、学部で製図の授業を受けました。最初歯車を製図しました。
歯車っていうのは製図するのも加工するのも結構面倒で根気の要る作業です。歯車というのは一つだけ作っても意味ないので、複数作りますがギア比というものを考えなければならないです。ちょっと寸法が合わないだけで歯がかみ合わなくなります。製図にはコンパスやら定規など多くの専用道具が必要です。

それがillustratorとレーザー加工機でこんなに簡単にできるとは...。あの辛い製図の時間は何だったのか。時代は変わるものです。
そのうち中学や高校の技術の時間とかもレーザー加工機とかCNCとか使うようになるのかもしれません。




2013年11月14日木曜日

illustratorからレーザー加工機を使うときの設定に関する備忘録です。

レーザー加工をする際には、Adobe illustrator CS5を使っています。illustratorで描画して加工しようとしても、赤線が認識されないので、線色で判断しているレーザー加工機でうまく認識されません。これはillustatorで色情報を補正してプリンタに送る設定になっているのが原因の一つです。
設定を修正する必要があります。

以前からブログに何度か書いていますが、使っているシステムでは0.001pt以下の極細線がベクター線として認識され、通常赤色極細線がカットの線として認識されます。なので、赤色極細線を扱う必要があります。inkscapeではこの細さの線が認識されないらしく、うまく出力できません。
更に言うと、illustratorのデフォルト設定ではベクター線が認識されません。僕の環境ではCMYKになっています。よって、画像を作成した後、加工する際に下のような手順で設定変更する必要があります。

1.ドキュメントカラーモード変更
メニューバー
 ファイル>ドキュメントのカラーモードをRGBに変更

2.線色のカラーモード設定
初期状態で右にあるバー(パネルというらしいです)のカラー設定で、RGBに変更
図のオレンジ矢印でメニューを表示して、緑矢印のRGBを選択します。


3.線の色設定
赤線にしたい場合RGBの値を
R 255
G 0
B 0
と打ち込む。(わかっているとは思いますが、R=赤、G=緑、B=青です。)


あと、初期の設定では、オブジェクトの拡大縮小掛けると線の幅まで変わってしまいます。
使っているレーザー加工機では線幅でラスターかベクターかの判断をしているので、線幅が自動的に変わってしまいます。なので、拡大縮小時の効果を影響させないようにする設定が便利です。

メニューバーの
編集>環境設定>一般
を選択し、
「線幅と効果も拡大・縮小」のチェックを外します。




2013年10月22日火曜日

3Dプリンタ用のモデル作成方法

3Dプリンタで造形するためにはデータが必要です。大まかにわけて下の3通りの方法があると思います。

  1. ソフトで作る
  2. すでに物理的にあるものをスキャンする(3Dスキャン)
  3. WEB上にあるものをDLして使う


1はmetasequoiaとかフリーでも良いモデル作成ソフトがありますので、それを利用するという手があります。といってもmetasequoiaフリー版ではSTL出力ができません。
もしくはフリーのCADソフトが使えます。
僕はAutodesk 123DというフリーのCADを使っています。
英語ですが、動画のチュートリアルもたくさんあります。
いずれにせよ、モデルソフトもCADも操作に慣れが必要です。
はじめっから難しいものは作れません。


2は専用の3Dスキャンを使うとできますが、それなりに高いです。
また、KINECTで撮影してそこからSTLを作ってくれるソフトもあるようです。
ほかにも写真をたくさんとってそこから3次元情報を再構成するソフトがあります。
前に作ったトリケラトプスはAutodesk 123D catchというソフトを使って作りました。


3はフリーでDLできるサイトがあります。そのうちまとめてレポートします。
たとえば、thingiverseです。英語サイトですが、たいていSTLでダウンロードできます。
STLデータを売っているサイトもあるので、コストがかかってもいいならばいくつか選択肢はあります。