2014年1月6日月曜日

ケース1 ペンケース

掃除をしていると、文房具を入れる引き出しの中がごちゃごちゃでした。
文房具入れをあける時は忙しい時が多く、私の場合ついつい整理整頓が後回しになります。

ということで、ペンなどを入れるペンケースを作ってみます。
まずは完成図から。


使用するのは3mm厚透明アクリルです。
加工データ

本当は 彫刻か輪郭を凝ってみようかとも思ったのですが、
そうすると出来上がりが遅くなるのでやめました。
まずは単純なものを作ってみます。
深さは20mmで50mm×246mmです。
厚みを考慮して設計しています。
当初は2mm厚の素材のつもりで作ったのですが、手元にあった3mm厚のアクリル材を使いました。
カットされたアクリル材

透明なので上の図ではよく見えないですが、レーザーでカットした後のアクリル材です。

レーザー加工機でカットした後、専用ヒーターで曲げます。


直角になっている部品などを利用して曲げ角を合わせます。
ロボットの金属部品で直角に合わせました。

完成
よく見ると角の隙間が0.5mm程開いています。
曲げが少し足りなかったようです。

曲げ器を使って作る場合は、設計段階から厚みを考えて作る必要があります。
また、角が引っ掛からないように丸みのある四角形で作っています。

あと、実用のものの場合は、面取りする必要があります。
つまり切断されたアクリルの角や線をやすりで少し削ります。
切断面は鋭くなって使っているうちに怪我をしてしまう可能性があるためです。


今日のポイントは

  • 加工後やすりで面取りすべし
  • アクリルの厚みを考えて設計すべし

といったところでしょうか。


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