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2014年6月27日金曜日

植物繊維

今日は某大学出版で製造された植物繊維の塊を切断してみます。

今日の題材

題材について詳細説明は省きます。
切ります。
強度100% 速度90%
結果
カバーを1枚切ったのみでした。
その後、速度を段階的に10%ずつ落として10%まで落としてみました。つまり、レーザーの単位面積当たりの熱量を上げてみました。

切断面
ちょっと写真がボケててすいませんが、300頁の半分ぐらい、(つまり150頁程度)切れました。
強度100%速度20~30%あたりで、炎が出始めました。
炎上しないギリギリを探すため、9%まで落としてみました。炎は出ていましたが燃え広がりはしていませんでした。
ただし、既に切断された端は少し燃えていました。

それで、裏返しして、速度9%で10回ほどレーザーを照射すると残りの半分が切断できました。
切断面
切断面は焦げています。
今回は300頁と量が多かったのかもしれません。おそらく全体150ページ程度のものならもう少し楽に切れると思います。


今回の試行で、
レーザーの火力を上げても炎は出るものの、燃え広がりはしないと言うことが分かりました。

2013年12月19日木曜日

カード

クリスマスが近づいてきましたので、クリスマスカードを作ってみました。


もちろん切り抜きです。
3頭のラクダたちを切り抜いています。
なんでクリスマスなのに3頭のラクダなのかと言うと、話が長いのでググってみてください。
聖書の中には3人の賢者がベツレヘムに来て礼拝したという話があります。
降誕節とか光現節で検索するといいかもしれません。

切り抜き部分は、自分で言うのもなんですが上出来です。

しかし、レーザ加工機だけで作ったので、字が薄くて読みにくいかもしれません。
これはレーザーで表面を彫刻というか焦がしているため、加減が難しいからです。
ここらへんも今後の課題です。


出張中なのでしばらく加工できません。
クリスマスあけるまでしばらくブログお休みします。
年内忙しく、また書けるかどうかもよくわかりませんので、
もしかすると年明けになってしまうかもしれません。


読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。
良いクリスマスをお過ごしください。



2013年12月6日金曜日

手袋1

手袋作ります。

以前から皮手袋がほしい、自作したいと考えていましたが、どうやればいいのやら...
と思っていたら、型紙を公開しているサイトを発見

でぃあこす
http://dr-cos.com/fp-gloves.html
コスプレ衣装自作のためのサイトらしいです。
なるほど。

るんるんソーイング
http://sew-ing.com/gloves.html


手芸裁縫の世界は奥が深いです。
女性向けが多いので

生地の伸縮や形状によって型紙が違うらしいです。
革用のためには伸縮用は使えなさそうです。


革はレーザー加工機で裁断する予定です。

上のサイトの型紙を参考にillustratorで、なんとかパスにして、ベクターの型紙を作ってみました。
普通、糸を通す穴は型紙にはありません。
布の場合は針でそのまま生地に糸を通しますし、皮革の場合は専用の穴あけ器であけます。

レーザーの場合は細かい作業も自動的にできますので、穴も作ってしまいます。
但し、編集段階で穴の間隔を一定にすることが重要です。
少々手間はかかりますが、illustratorのコピペと整列機能で何とかなります。


で、レーザー裁断。
いや、その前に、自分は裁縫初心者に等しいので、試しが必要です。
型紙もうまくできているのやらと思ったので、そこら辺にある別の素材で試作しました。

ガムテープです。
ガムテープの接着面を合わせて厚手の布のようにしました。
デニム生地のようなごわごわした感じで、革にも似た感じです。


手に当ててみたら、思っていたより小さいので、
illustratorで拡大して再裁断。
穴の位置と数が違っていたので編集。
都合3つほど作りました。



今日の教訓

  • 革は高いので、試しが必要
  • ガムテープは冷たいので防寒には不向き(普通しないと思いますが)
  • 型紙は大事
  • 先人の知恵に学ぶべし(裁縫)


つづく....







2013年11月29日金曜日


ノートの表紙が見た目味気ないので、切り抜きしてみました。

まず出来上がりから
ノート表紙
やってみると図を作るところが以外と難しいです。
大抵切り出しの絵をそのまま使うことができません。
切り抜きは切り出す方と逆なので外枠部に絵がつながっている必要があります。

文字は結構難しいです。
OとかA、Bとか中身が抜け落ちないようにする必要があります。
なので、文字の大きさを決めたら一度フォントオブジェクトをパスに変換します。
そのあとにパスを操作して外領域と中をつなげます。

絵は棕櫚の葉と自分の名前です。棕櫚というのは簡単に言うとヤシの木の一種です。
線は複雑ですが、一本につながっていて簡単なのでこれにしました。
ノートは100円ショップで購入した無地のものです。

元絵
絵は棕櫚の葉です。写真を元にトレースしました。
切った後に気づきましたが、このノート、葉っぱの切れ目の部分が引っ掛かります...。

2013年11月26日火曜日

先日はロボットの絵をカッティングシートで切り取りました。

もう一台のロボット(商品名:Robovie R3)もあるので、そっちも作ってみました。
illustratorで作成しましたが、写真から自動トレースするのは面倒なことが多いので、手動トレースしてみました。
ロボットの絵

絵の描き方についてはWEB上にいくらでも乗っていると思いますので、ググってみてください。
レーザー用の使い方として、ある程度ノウハウが判ったらまとめてレポートします。

緑のカッティングシート

カット中 煙が出ます

カット中

完成

貼り付け

目の周り部分の貼り付けが面倒なので、目だけにしました。この方が妖精さんっぽい感じでいいです。


2013年11月21日木曜日

カッティングシートというものを知っていますか?
要は自分でカットするシールです。
ステッカーと言った方がわかりやすいかもしれません。


紙が切れるのならこれも行ける筈と、緑のカッティングシートを教授が調達して来てくれました。

カッティングシート

世の中にはPCから制御できるカッティングシート専用の機械もあるらしいです。が、こちらにはレーザーカッターがあるので、レーザーで切ってみました。
カットするデータは以前紙で試し切りしたロボットの絵です。同じ部屋に置いてあるNEXTAGEというロボットの製品で、絵は自分で書いたので著作権はありません。

カット中

できました。複雑な形状なので台紙から剥がしてガラスに貼り付けするときに結構苦労しました。特に@マークがつらい。剥がすのも貼り付けするのもつらいです。

ガラス窓に貼り付け



逆から

机の横にあるパーティションの窓ガラス部分に貼りました。
自分で言うのもなんですが、なかなかいい感じです。
でも、実物のロボットを見たことなければこの感じが判らないかもしれません。
NEXTAGEでググると写真が出てきますのでどうぞ。

そろそろ雪&クリスマスシーズンなので
雪の結晶やモミの木などをこれで作ってもいいかもしれません。


今日の教訓

  • カッティングシートやシールを切るときは「@」は止めておくべし!



2013年11月19日火曜日

レーザーで紙を切ってみました。

ラスター(彫刻)はせず、カットだけです。
カットデータはillustratorで作成しました。
illustratorの設定方法は前の記事を参照ください。
ロボットの絵(のつもり)です。
NEXTAGE, KAWADA Industries, Inc.

GWYNというのはこのロボットの名前です。商品名としてはNEXTAGEと言います。

結果

手元にあった厚紙封筒をカットしました。絵の部分は裏返しているので元のデータとは左右反転しています。

パラメータは
強度100% 速度72%
です。
切断面は焦げて黒くなっていますが、紙は薄いので炎上するまえに切れてしまうという印象です。

紙は自分ではさみやカッターで切れるので、レーザーのメリットがあまり無いと思っていましたが、細かいところまで精密に加工できるので結構いいかもしれないです。カットデータさえあればいいので、写真データからトレースしてそのままレーザーカットということもできるかもしれません。
まあ、トレースして修正したりするところが面倒です。