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2014年3月14日金曜日

ナイフケース


クジラナイフというものです。
そのケースとスタンド?
革をレーザー加工機で切って縫い合わせています。
下の台は透明アクリルです。


2014年3月5日水曜日

革小物

ペンチ入れです。
ラボの学生がつくりました。

細長い部分に意味があるのかどうかは不明ですが、
縫い合わせなどは細かい作業なので、よくやったなと言う印象です。

裏側

2014年1月2日木曜日

手袋5

あけましておめでとうございます。
昨年は3Dプリンタを使い始め、レーザー加工機を使い始め、CNCを使い始め新たな工作趣味の世界が広がった一年でした。

これを読んでくださっている皆様の上にも祝福がありますようお祈り致します。
本年もよろしくお願い致します。


早速ですが、工作を再開します。内容は手袋シリーズの5です。

これまでの手袋シリーズのリンクもご参照ください。

いつものように出来上がりから、
右手袋完成

左手用皮手袋を試行錯誤で作った後、ある程度の出来に満足してしまったせいか、右手袋の工程がストップしていました。しかし、日々寒くなり「なんで左手だけなの?」と質問されることも多くなってきたため右手袋も作ることにしました。

前回、解説した様に手袋型を作り直しました。
それで、まずレーザーで裁断します。
裁断

前回より厚めの革のせいか、裁断は少し炎が出ていましたがなんとか切れました。

手袋パーツ

それで、今度は縫い合わせします。
糸は「麻手縫い糸」の焦茶、太、というものを使用しました。
初心者なのでオプションのポイントがどこにあるのかはよくわかりませんが、前回より太いものを使いました。その方がしっかりと縫い合わせできるからです。
糸も針も東急ハンズで売っています。
針は二本使い、縫っていきます。
できれば革部分をどこかに固定させて縫っていくと効率的です。
縫い合わせ中
前回は、ロウの塗りを忘れていたところがあって毛羽立っているところがあったので、ロウをぬり忘れないように注意しました。
また、結び目が解けないように接着剤をしみこませました。前回の左手袋は結び目からほどけていたところがあったためです。

なんとかできました。
縫い合わせは暇なので年末休みに行いました。

模様部分は引っ張られたりしているうちにぼろぼろになってしまいました。
今回のような厚い革は難しいですが、もっと簡単なものなら切れそうな気がします。
もようを入れたければラスター彫刻で何とかなると思います。

出来は、まあまあです。
糸の太さもちょうどいいです。
大きさもちょうどですが、指の付け根の位置が合っていないです。





2013年12月16日月曜日

手袋4

前回までで、革手袋を左手用作りました。
今日は右手用を作ります。
東急ハンズで1000円程度の革を購入しました。
革の裏地が気持ちよかったので、つい違う色の革を買ってしまいました。


前回作った左手袋を何日間か着用して試してみましたが、得に指の間にあたる小さいパーツが壊れやすいです。
もともと動きが激しく引っ張られ易い部分のような気がします。
糸を通す穴も大きすぎました。

あと、手を握るときがきついです。
親指の位置が問題なのかも知れません。
側面側ではなく、もう少し手のひら側にあるべきなのかもしれないです。

いろいろ反省点が見つかったので、編集し直しました。
きっと手袋を作ったことがある人にとっては、当然のことを何を今さらと思っているかもしれませんが、こちらは素人なのでご容赦ください。

注意した点は
親指付け根位置を出来るだけ握りやすいよう、掌側へ移動
穴の大きさを1.5mm径とし、間隔を少し狭くしました。
アイヌの模様を入れてみました。本当は、特に模様がほしいわけでは無いんですが、実験です。

指の太さを余裕持たせました。
レーザで裁断します。


手のひら部分

2回目レーザー照射後
今回2回レーザーを照射してみましたが、少し燃えていました。
木材の時も書きましたが、細かい加工の場合は1回目の照射で炭化した部分が2回目で炎上しやすいようです。1回目より2回目の方が炎上していました。写真の黒ずんでいる部分は燃えた跡です。
模様部分は細かいので炭化しています。

親指と側面部分

手のひら部分より小さい部分に関しては、レーザーを強くしてみました。
強度100%速度13%です。革の暑さは1.6mmです。
見ての通り、熱によって表面が縮んでいました。
2回に分けて裁断しようとすると1回目の縮みでずれが生じます。
なので、革の種類にもよるのかもしれませんが、レーザー裁断は強く一回で済ませてしまうのがよいと思います。
ただし、側面部分の裁断ではところどころ黒ずんでいるように炎がでています。
左の親指部分は少し弱めの強度100%速度14%で照射しました。
親指部分はうまく切れていました。

部品切り出し完了


レーザーによる革加工も簡単ではなく、工夫が必要なようです。

今回はこれで休憩します。
今週は、学会準備で忙しくなったので、縫い合わせはまた今度レポートします。




今日の教訓

  • 革の裁断は強すぎると炎が出、弱すぎると裁断が浅い
  • 2回の裁断は収縮のためずれが生じるため、1回で裁断を推奨
  • 材質によって最適なパラメータを探す必要あり



2013年12月11日水曜日

手袋3

いよいよ革で本番です。
前回は練習でしたが、本物の革を裁断して作ります。

裁断のための型をillustratorで修正します。
穴の位置、間隔を合わせることが重要です。
あと、試作品できつかった部分を余裕を持たせるように修正します。

1.0mmの革を使いました。

レーザーパラメータは強度100%、速度18%です





裁断終了
革は初めて切りましたが
辺り一帯に焦げくさい匂いが漂っていました。


縫い合わせ終了

 練習していたおかげで縫い合わせは少し速くなりました。

手袋完成

左手用が出来ました。
きついですが入らないこともないです。
一先ず使ってみてから、改良して右手用を作ろうかと思います。

ということで手袋4に続きます