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2014年3月14日金曜日

ナイフケース


クジラナイフというものです。
そのケースとスタンド?
革をレーザー加工機で切って縫い合わせています。
下の台は透明アクリルです。


2014年3月12日水曜日

学生作品


最近、朝来ると、学生の作った作品が置いてあります。
結構凝ったものもあるので、紹介します。





実は、これが何なのかはよくわからないんですが、面白いです。
何かを入れておくためのバスケットのようなものかもしれません。
本人は作り終えた満足感から寝ているようで、応答ありません。





2014年3月5日水曜日

革小物

ペンチ入れです。
ラボの学生がつくりました。

細長い部分に意味があるのかどうかは不明ですが、
縫い合わせなどは細かい作業なので、よくやったなと言う印象です。

裏側

2014年2月21日金曜日

ペン立て

ペンたてです。
学生の作品です。



5mm厚アクリルを使用しています。
それぞれの部品を作って、接着しています。
接着は溶剤で溶かしてくっつけるタイプのものを使っています。

構造が単純で、透明なアクリルということもあり、シンプルでいいと思います。
上から見るとubuntuのマークに似ていますが、本人は特に意識したわけではないようです。



2014年2月20日木曜日

IQLight 3

最近、レクチャをしているので、学生にもレーザーカッターの使い方を教えていますが、
春休みにも関わらず、学生たちも大学に来て工作しています。

今日はその作品の一つを紹介します。
IQLight

素材は1mm厚のポリプロピレンです。

大きさを参照のために先日作った紗綾型タイルを置いてみました。
紗綾型タイルは9cm×7cm×1cm厚です。
結構大きいです。
まだ未完成らしく裏側は閉じていません。



これまでのIQLightに関する記事のリンクです。
IQLightの作成
IQLightの展示


2014年1月31日金曜日

case 5.2

前回木箱を設計して、蓋の加工まで行きました。
今回は底板と側面です。

今回、側面手前側の板を加工しました。
左が手前側面、右が底面
カリン材を使いました。
側面のでっぱりは蓋に合わせて使います。
今回の側面と底面は比較的単純なのであまり気にしなくていいのですが、込み入ってくると
カリン材は燃えるのでレーザーの調整に気を使います。
蓋だけは細かい加工に自信がなかったのでパオロッサを使いましたが、
カリン材を使ったのは香りがいいのと、狂いが少ないからです。

強度100%速度1.6%です。


今回はそんなに難しい加工ではありませんが、
蓋と合うように設計するのが結構苦労しました。

側面左右の方が気を使う加工なので、加工して次回にレポートします。


2014年1月30日木曜日

case 5.1

これまでアクリル材で箱を作ってきたのですが、材料を変えて木材で作ってみます。
これまでの箱シリーズもどうぞ
いままでのアクリルでは曲げることによって全体の構造の安定性を保ってきました。
しかし、木材はアクリルのように曲げられないので、崩れない構造を考える必要があります。



ところで、ブログはできるだけ毎日更新しようと思っているのですが、
凝ったものを作ると完成までに時間がかかるようになってきました。
すると記事を書くのも遅くなってしまうので、全部完成する前に小出しに記事にしてみます。

なので今日は蓋だけです。
題名も5.1でバージョン番号みたいになっています。側面とか底面などはまた今度作成して記事にします。
まずは完成品の写真からどうぞ。
アラビア風模様です。
ところどころ切り抜きができていなくて残っていますが、レーザーの強度調整が難しく今後の課題です。
しかし、自分としてはこれも味があってよい思うので蓋としてはこれで完成としました。



素材ははがきサイズ(100mm×150mm)を使用するので、以前作成した固定台を利用します。

パオロッサ材

加工中
強度100%速度1.6%です。
結構煙出ました。
細かいので結構時間がかかります。
加工途中

裏面

裏を見ると途中で炎が出たおかげで黒くなっていますが、拭くと炭はある程度取れます。



2014年1月29日水曜日

飾り台

このまえ作成したアクセサリーを立て掛ける台を作りました。

材料は3mm厚アクリル材です。
高さ50mm程度で5mm厚のものを置くのにちょうどよいように作成してみました。


強度100%速度3.0%です。


切出したアクリル材
模様を入れてみました。
これを曲げ器で曲げます。

曲げの角度は大体です。
あまり背の高いものを置くと倒れます。
傾斜は微妙な角度調整が必要なようです。









2014年1月15日水曜日

case 4

箱シリーズ第4弾です。
今回は工具などを入れておく道具箱です。

まずは完成図から。

180mm×120mm×深50mmです。
今回は3mm厚の透明アクリル材を使用し、レーザー加工機と曲げ器で作りました。


人と世間話しながら加工したので、加工途中で写真を取るのを忘れてしまいました。
写真に関しては、もう一度加工段階をやり直すのも手間なので、もう一個作ることがあったら、またレポートします。

失敗部品

上の図は、加工に失敗した部品です。
加工がずれてしまいました。設計と位置合わせ両方を間違ってしまい、蓋をはめ込む穴が作れてませんでした。
なので、作り直しします。
部品
こんな感じで全体の部品を作りました。
蓋の模様はイスラム様のものを自分で作りました。

直角に曲げるところは、教訓を生かして十分熱してから曲げています。

組み立てている途中で気づいたのですが、左右対称ではありません。
設計の段階でミスしたようですが、
左右まちがって部品を組み合わせようとすると、うまくはまりません。

とはいえなんとかくみあがりました。
接着剤は使っていませんが、箱として機能しています。






2014年1月9日木曜日

case3

ケースもシリーズものになってきました。
地味ですが、ケース作りは応用もでき、工夫も必要でなかなかに奥が深いです。
今回は第三弾です。

thingiverseというサイトがあります。
3Dプリンタのデータやレーザーカットのためのデータを公開するサイトです。
見ているだけで結構楽しいです。

そのなかから面白い箱を見つけました。
http://www.thingiverse.com/thing:17327

蛇腹(じゃばら)のようになって曲がります。
蓋の部分に模様をつけてレーザーで加工しました。
いつものようにまず出来上がりから。


加工についてです。

白色アクリル
部品
こんな感じで部品を切り出します。
模様部分は細かすぎたようで一部欠けています。
実際の大きさがイメージできていませんでした。

組み立て

図は蓋を片方だけ開けたところです。
部品同士を接着させているわけではないので両側の蓋を開けると分解してしまいます。

蛇腹部分は少し変形しています。ところどころ切れています。
アクリルは熱で変形するので切断線の間隔が近いと偏りが出てきます。
蛇腹加工に関して今後の課題です。


教訓

  • アクリルは熱変形があるので注意
  • 蛇腹加工は今後の検討課題
  • 出来たときのサイズを考えて一番細い部分を調整すべき






2014年1月8日水曜日

ケース2

整理整頓のためのケース第2弾です。
前回ペンケースを作成してみました。
今回は仕切りのある入れ物が必要になったので、レーザー加工機で作りました。

まずは完成図から


仕切りを移動できるケースがほしいので作ってみました。
寸法は深さは35mmで、250mm×100mmです。
結果からいうと、思ったほどうまくはできなかったという印象です。

まずは設計します。
赤線は切断線で、青線は曲げの目印のために引いた線です。
部品1
折り曲げ
部品(アルミ支柱)を利用して直角折り曲げ

ロボットで使用しているアルミ製柱を利用して直角に折り曲げます。
ヒータで温めてから部品を利用して直角に固定します。
アルミだと熱を吸収してくれるので便利です。

完成



ドリップコーヒーのケースとして使っています。
しかし、折り曲げが均等にできていなかったようで、仕切りの端部分がうまくはまっていません。
十分に熱が通る前に曲げてしまったせいかもしれません。
曲げ精度に関しては今後の課題です。

それから、
もう少し深めに作るべきでした。
なぜ35mmにしたのかというと、手元にあったアクリルがその大きさのものしかなかったためです。

ケース作りも意外と注意点がたくさんあります。


今日の注意点と教訓
  • ケースの深さが浅いと安定しないので、設計段階で深さを吟味すべし
  • 折り曲げは十分柔らかくなってから曲げるべし
  • 曲げがうまくいかなくても何とかなる(使える)設計にするとなお良し
  • 30cmアルミ柱×2本は直角曲げの固定として便利