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2014年1月3日金曜日

実験 パン1

実験シリーズ第5段はパンです。
先日、パンに焼印を付けてみましたが、裁断についてはまだ達成できていなかったので、試してみました。

使用したのは食パン(超熟)です。半斤サイズを6枚の厚さに切ったものです。実際は食べきれないので、3枚入りのものを購入しました。実際の厚みは約20mmでした。


食パン

強度100% 速度1.2/1.3/1.4/1.5/1.6/1.7%と変化させています。裁断は購入後数時間以内、開封後30分以内です。

裁断の試行
図の左が最も熱量が強いです。
大抵の木材ならもう炎上しているレベルですが、パンは水分が多いせいか炎は出ません。下にはガラスを敷いています。
一番右だけ変に切れていますが、照射面の高さを間違ってしまったのでレーザー焦点があわなくて失敗したものです。

裁断断面

速度1.2%の今回一番熱量が高い条件でようやく下までレーザが到達していましたが、完全には切れていません。
香ばしそうに見えるかもしれませんが、断面部分の味は苦いです。









2013年12月27日金曜日

food 1 bread

よくCNCとレーザー加工機の違いについて考えています。
どちらも加工して、形を切る機械ですが、それぞれに得手不得手があります。
食品の加工ってCNCでは難しいことがおおいと思いました。
食品は柔らかいことが多いのが一つの理由です。柔らかいと加工しているうちに圧により変形してうまく加工できないからです。
あと、もう一つの理由としては、もし加工するとしたらドリルが食品に触れるため、ドリルの衛生上の問題があります。

そういった意味でレーザーは触れないという利点があります。


ということで、今回は食品特集です。
いつものように、まずは、出来上がりから。
なぜ算数の問題なのかとか、なぜ裏返しにとか、これについて深くはコメントしません。
覚ってください。

まずレシピ手順1
illustratorを起動します。

レシピ手順2
問題を作ります。
数式は普通でOK


レシピ手順3
パンの形を作ります。



レシピ手順4

プリントの設定をします。
なぜか鏡面印刷にします。


レシピ手順5
レーザーパラメータ設定
ラスター(黒) 強度100% 速度80% 
ベクター(赤) 強度100% 速度20%

パンの設定などプリセットに入っているはずもなく、自分で試しました。
もちろん、試したパンは食べました。
レシピ手順6
レーザーカットのボタンを押して数分待つだけです。
これで終了です。



追記:
ベクター部分は下まで切れませんでした。
速度をもう少し落として試したら行けると思いますが、
おなかがいっぱいで、もうパンが食べられないので止めました。

パンのカットのパラメータについては、またそのうちやってみます。