2014年2月18日火曜日

レーザー加工データの作成方法

これまで、レーザー加工機で加工する際のデータはillustratorで作ってきました。
が、adobeの製品で高額なので学生などは簡単に使えません。
よってフリーソフトで代用できないかと考えていました。

各ソフトウェアについて試してみましたので、それぞれのレーザ加工機を使う上での使い勝手の考察をします。
ということで、はじめは前述のinkscapeについてです。

いわゆるフリーのドローソフトです。
標準でsvg出力しますし、pdfやeps出力ができるので、便利です。
細かいキーや機能に違いはありますが、illustratorと似たような操作感があります。
ベジェ曲線が使えるので、凝ればかなりのものが作れると思います。


塗りや線の色もRGB,HSVなどで指定できるのでレーザーの場合は
赤線に指定する場合、RGBで255,0,0として数値で指定しています。


特にレーザーアプリケーション側でベクターとして認識されるには
線幅を0.001ptに設定しなければいけないので、
その部分の設定なかなかうまくいきませんでした。
線幅の設定はできるのですが、少なくともレーザー加工機でベクター線としては認識できないようです。

inkscapeはフリーで気軽に使えるところがいいところなのですが、
残念ながらこれでは最終的な出力ができません。
なので、大抵は自宅でinkscapeで作成してpdf出力後、illustratorで出力して加工するという使い方をしています。



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