2013年10月28日月曜日

今回はCNCについてです。
CNCと言うのはComputerized Numerical Controlの略で、直訳すると「計算機による数値制御」といった感じです。
何を制御するのかというとドリルです。性格にはドリルの付いた3軸のサーボモータの動作をコンピュータから制御するシステムのことを言います。
つまりはディジタルな切削機です。

CNC (OriginalMind co., COBRA2520)

図は部屋にあるCNCです。個人でも使える安い機種です。USBで接続して専用ソフトから操作します。

アルミや銅も削れます。3次元的に削ることができますが、ドリルの関係から上方向からしか削れないので、回り込んでの加工ができません。2.5次元加工機とも呼ばれます。
もっとすごいものは材料部分がのる台が回転して加工することができるものもあります。

レーザー加工機と比べたときの利点は、

  • 3次元的加工が比較的簡単
  • アルミや銅、石なども切削可能
  • 燃えない

3Dプリンタと比べた場合の利点は

  • 樹脂だけではなく、金属、木材など材料を選択可能
  • 安価に造形

もちろん利点だけではなく

  • ドリルの刃が壊れやすく交換する必要あり
  • ドリルに触れると危険
  • 材料を別に用意する必要あり
  • 複雑な構造を造形することが難しい
といった不利点もあります。
レーザーで切りにくい金属や木材(黒檀とか)にはCNCいいと思います。



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