昨日の夜から3Dプリンタで出力していました。
部品を作成するのが主な目的だったのですが、ついでにこんなものも作ってみました。
左側奥が元のおもちゃのトリケラトプスです。これは購入したものです。それで、それをもとに3Dプリンタで作ったのが、右の黄色いトリケラトプスです。スキャンして3Dモデルを作るのにも苦労しましたが、その件についてはまた後日お話しします。
で、こんな感じに作れます。
トリケラトプス本体(右)はABS、手前の赤いものはPLAのサポート部です。
ABSとPLAというのは樹脂(プラスチック)素材の種類です。溶解温度や硬度など少し違う特性を持っています。
使用したCubeXは熱溶解積層型なので、PLAやABSの樹脂素材を200~270度程度で溶かして下から積層していきます。何らかの理由で積層に失敗した回があると水平方向に切れ込みが入ってしまいます。
下に何もない場合、積層できないため支持するためのサポート部も樹脂で作ります。このサポート部分がなかなか厄介です。出来上がった時はくっついているので同じ材料だとはがすのに苦労します。本体とサポート部分にはABSとPLAといったように別な材料を使います。
PLAは熱湯をかけると曲がりやすくなるので、お湯に浸けてから剥がします。
剥がすのには、経験とコツと力が必要です。
苛性ソーダを使うともう少し簡単にはがすことができるらしいですがまだ試してはいません。
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